兵庫の特産品を子供たちに知ってもらいたい!地産ゆず果汁を「神戸っ子のソウルデザート」に!

商品開発地産商品
2024.10.17

概要

インタビュー
浅井缶詰株式会社 代表取締役社長 田中明徳さま
URL
浅井缶詰株式会社 (asaikanzume.com)
インタビュー先説明
浅井缶詰株式会社
徳島県阿南市に拠点を置き、学校給食や和菓子に使用する加工品を製造。なると金時・梅・金柑などの地域食材の加工や冷凍カップゼリー等の様々な食品を取扱う。

 

この度は、共同開発している「プデナー兵庫ゆず」の魅力を、より多くの方にお伝えしたく、製造メーカーの浅井缶詰株式会社 田中社長様へ、取材してきました。

「プデナー兵庫ゆず」は、地産地消と兵庫の特産品を子供たちに知ってもらいたいという想いから、神戸っ子に大人気のデザートブランド“とくれん”と地元特産品の柚子をつなげ出来上がりました。

Q1.プデナーとは?

プデナーは1974年10月、神戸市の学校給食に初登場したゼリーで、徳島県勝浦町にて毎年余るみかんの活用課題と、学校給食においしいデザートを提供したいという想いが合致し、当時の製造元であった、とくれん(徳島県加工農業協同組合連合会)がプリンのようなデザートをイメージし、「プデナー」と名付け開発したのがはじまりです。以降、「神戸っ子のソウルフード」と言われるぐらい、学校給食の大人気デザートとなりました。 現在は当社、浅井缶詰株式会社が製造を引き継いでいます。

Q2.プデナー兵庫ゆずの特徴とこだわりについて

兵庫県神崎産のゆず果汁を使用しプデナーの製法にて、なめらかな食感にこだわり、香料を使用せず、甘味も抑えることで、ゆず本来の香りと爽やかさを活かす工夫をおこなっています。また、原料の神崎産のゆず栽培においては過去に徳島県木頭村の生産者が一部技術指導を行っていたとの背景もあり。こういったつながりを大切にし、「プデナー」を通じて、こどもたちに地元フルーツを知ってもらうきっかけになればと思っています。

Q3.品質管理について

安心で安全な製品をお届けすることを最優先に考え、2023年にJFS-B規格を取得し、HACCPを含めた食品安全マネジメントシステムでの管理体制を確立しています。

また、製造面においてはゆず果汁に含まれている、アルベド(内果皮)や、異物がゼリーに入らないよう、ろ過メッシュの調整と検品を注意深くおこなっています。

Q4.泉平との取組みについて

欲張らず、ただまっすぐな商品をつくりたい。

本当のおいしさを目指して、素材・技術を追求していますが、開発において、メーカーだけだと、どうしても独りよがりになりがちなところもあります。泉平さんとの取組みにおいて、学校給食現場のニーズをしっかり捉え、地域、生産者とつないでもらい共創できる点は、とても心強く思っています。また全国にわたる販売チャネルをもっておられるので、これからも、特産品の魅力やこだわりの商品を県内だけでなく他県へもお伝えいただけると、うれしいです。