水産会社が取り組む食育とは!? ㈱泉平×㈱航立の共創チャレンジ!
商品開発食文化
概要
- インタビュー
- 株式会社航立 村田 学さま
- URL
- 航立株式会社
- インタビュー先説明
- 航立株式会社
学校給食向けの水産物・水産加工品・冷凍加工食品を取り扱っています。「安心・安全で、より美味しいものを子どもたちに届けること」を使命に、協力会社様や仕入れ先様と共に想いをひとつにしながら、お客様にとっての価値を創造・提供することを経営理念とし取り組まれています。
この度は、学校給食専門の水産会社、株式会社航立 村田 学さまを取材させていただきました。
Q1.御社は食育につながる取り組みはされていますか?
環境課題の影響などにより原料供給が不安定な水産品について、持続可能を意識した食材の提案に取り組んでいます。特に、ボラやモウカザメといった未利用魚=“インディーズフィッシュ”を活用し、学校給食や地域の食育現場へ積極的に提案しています。
Q2.学校給食業務において御社が課題と感じていることは何ですか?
物価高騰やさまざまな要因で給食予算が限られている市町村において、品質や食育的な価値を踏まえた提案をいかに受け入れていただけるかが、現在の大きな課題です。
Q3.商品開発においてのこだわりをお聞かせください。
地域特産の調味料を使ったご当地風味の漬け魚など、地域性や学校現場のニーズに寄り添ったオリジナル商品の開発に力を入れています。小ロット対応や個別要望への柔軟な対応など、“小回りのきくものづくり”を大切にしています。
Q4.「すくすく食育」について共創できそうなことはありますか?
現在、「すくすく食育」の共創商品として、“寒ボラ漬けフライ”や、漁師めしとして親しまれる“カツオ漁師揚げ”を提案しています。今後も、「すくすく食育」の取り組みを通じて、子どもたちの食の未来につながる商品を共に展開していければと考えています。