オーガニック給食実現に向けて! 協働3者の取組みとは!?

商品開発食文化
2025.11.04

概要

インタビュー
(生協)コープ自然派兵庫 × (一社)日本有機加工食品コンソーシアム × (株)泉平
URL
(生協)コープ自然派兵庫 プレスリリース
インタビュー先説明
国産オーガニック給食実現に向けての協働三者
株式会社泉平(本社:兵庫県姫路市)は、生活協同組合コープ自然派兵庫(本部:兵庫県神戸市)、一般社団法人日本有機加工食品コンソーシアム(本部:兵庫県神戸市)と『部会の協働実施に関わる協定書』を2025年5月16日(金)に締結しました。オーガニック給食を推進するための生産・加工・流通プラットフォームを構築するとともに、オーガニック給食の導入を希望される自治体への提案・連携を図っていきます。

 

2025年10月17日、(生協)コープ自然派兵庫様および(一社)日本有機加工食品コンソーシアム様とともに、「オーガニック給食部会 勉強会」を開催しました。

 

 

本勉強会は、三者による「オーガニック給食三者協定」の取組みの一環として行われ、国産有機農産物やオーガニック給食への理解を深め、各地域に合わせた推進体制づくりを目的としています。

 

 

冒頭では、「オーガニック」や「有機農業」とは何かを改めて整理しました。
オーガニックとは、化学肥料や農薬に頼らない農法にとどまらず、人と自然、地域社会が有機的につながり合う「あり方」を指します。国際的には「生態系」「健康」「公正」「配慮」の4原則が掲げられ、環境と人の共生を重視する理念が根底にあります。また、有機農業は、環境への負荷をできる限り抑え、未来の世代へと持続可能な社会をつなぐ農業として注目されています。

 

 

学校給食でオーガニックが推進される理由は、子どもたちの健康増進に加え、環境保全や地域農業の活性化、そして食の在り方を学ぶ体験にあります。
この取組みを支えるため、三者はそれぞれの役割を明確にし、対等な立場で協働しています。
日本有機加工食品コンソーシアム様は国産有機原料の安定供給を担い、コープ自然派兵庫様は組合員を通じた啓発や自治体への橋渡しを行い、私たち泉平は学校給食の現場を支える流通・提案・食育活動を担います。

 

 

今回の勉強会では、泉平学校給食事業部のメンバーも多数参加し、今後の普及拡大に向けた意見交換や、各自治体の導入事例の共有も行われました。
私たちは今後も、こどもたちの心身の健全な発達を社会全体で育み、さらに持続的な未来の地球環境、食を守ることの関心を高め、実践する手段の一つとして、学校給食で国産オーガニック食材を導入することを進めてまいります。

 

 

2025年11月現在のすくすく食育オーガニック商品
・九州産冷凍有機ほうれん草カット 500g
・九州産冷凍有機にんじんダイス 500g
・有機小麦粉使用パン粉 2kg
・有機小麦粉使用ナン 50g 70g 100g
・有機小麦粉使用餃子 18g

12月8日は「有機農業の日」になります。